まず会期終了目前だったので、国立新美術館の野村仁展に飛び込む。
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いきなり代表作の段ボール彫刻が展示されててビックリ。
しかも、すでに倒壊していました。
野村は天体を志向した美術家ですが、彼の一連の膨大な作品群を目の当たりにすると、
先日の皆既日食の熱狂がやたら滑稽に思えてきます。
何十年も愚直に空を見上げ、写真を撮り、作品を作り続けてきた時間に、
冒頭の段ボール彫刻以上の重みを感じました。
続いて、六本木ヒルズの森美術館へ。
中国の現代作家、アイ・ウェイウェイ展の初日。
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この人が日本で本格的に紹介されたのは今回が初めてじゃないでしょうか。
僕は2年前の夏、ドイツに旅行に行った際に、ドクメンタ12で見たことがあります。

その時の作品が上の「Template」でした。
で、今回のカタログで初めて知ったんですが、実はこの作品は、ドクメンタ期間中の嵐で倒壊してしまい、
僕が見たのは倒壊後の様子だったようです。
今回の個展では、建築や工芸、デザインなど、アイ・ウェイウェイの美術に留まらない広範な仕事が紹介されています。
中国の作家らしく、ダイナミックな作品が多いんですが、どれもどこか即物的で、
力強さと空虚さを併せ持っているというか。
野村仁もアイ・ウェイウェイも、作品に崩落の跡があるのが面白かったです。
それぞれが人間にとって抗いがたい時間の経過や自然の猛威を扱っていて、
新美や森美ほどの大きい美術館じゃないと出来ない意味で、
とてもアクチュアルな展覧会だったと思います。
それから六本木から日比谷線で恵比寿に出て、東京都写真美術館へ。
今日は学芸員実習じゃないんですが、実習期間中は閉架図書に入り放題なので。
なぜか多摩美の図書館より「もの派」の資料が多いんです。
というか、なんで多摩美にないんでしょうか…。
というわけで、今年の夏は写美の図書室を拠点に修論書きます。
学部の時に取れば良かったんですが、怠惰な学生だったので。
展覧会業務・教育普及・収蔵品管理と3つの業務があって、僕の担当は展覧会業務です。
収蔵品管理じゃなくて良かったー
8月末から始まる北島敬三展の担当です。
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僕はオープニングの時にいるので、良かったら見に来てください。
北島氏は写真家としての活動だけではなく、新宿二丁目で数人の若手写真家とphotographers' galleryというギャラリーを運営しています。
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僕も学部の時はこのギャラリーで開催されるトークショーに何回か行きました(最近はあまり開催されていませんが)。
「写真」というジャンルは、日本においては産業としての側面が強いので、写真家自身が運営するphotographers' galleryの活動は見逃せません。
・・・
ところで昨日衆院が解散らしいので、実習が終わったら、ちょうど選挙の時期みたいです。
4年前は19歳だったので、僕にとって初めての衆院選挙です。

最近、常に体が本調子じゃないと感じます。
ホントに自堕落な生活リズムですし、あんまり良いものも食べてないからでしょうか。
多分、一番大きな原因は、運動不足だからだと思います。
ボクは中学高校とバレーボール部で、大学でもバレーボールサークルに入ってました。
高校は大して強くもないのに監督が厳しかったので、練習量だけは名門並みでした。
しかし、大学のサークルは男を6人に集めるのにいつも躍起になっているような状態で、
練習も女子と合同、基礎練習はそこそこにゲーム形式で楽しくやる感じでした。しかも週1。
しかし、院に入ってからは、その週1の練習にすら出ていないので、体をまったく動かしていません。
週1でも、初心者の女子と合同のユルい練習でも、体を定期的に動かすのはスゴく大事だと実感。
体の中がドロドロしてるのが何となくわかります。
ところで、ボクはずっとバレーボールをやってたんですが、趣味は野球観戦です。
贔屓のチームは、ずっと神奈川県民だったので、横浜ベイスターズです。
昨年は、ホームラン王と首位打者を擁しながら、94敗でダントツの最下位でした。
これは、創設年の楽天に匹敵する負けっぷりなのです。なんとも情けない。
しかし、そんな横浜と、今の自堕落な自分を重ね合わせながら、今日も応援しました。
0-12で中日に完封負けでした。
頑張れ横浜。頑張れオレ。
院の後輩で、韓国からの留学生の方がいらっしゃいます。
彼の研究のテーマは、日韓の現代美術の関係史です。
今日、そんな彼が、高校生の頃に使っていた美術の教科書を持ってきました。
韓国の美術の教科書は図版が多く、とりわけ現代美術についての記述が多かったです。
ジョセフ・コスースやブルース・ナウマンまで載っていて、日本の教科書とは趣向が違う気がします。
特にビックリしたのは、美術史の年表の中で、近代化の起源を1910年と記述してあるところです。
日韓併合の年です。つまり、韓国の美術の教科書上では、近代は日本の侵略によって始まったと。
日本における近代の始まりは、異論はあるかもしれませんが、おそらく明治維新でしょう。
明治維新は、黒船来航のような外的な圧力はあったにせよ、大政奉還という日本内部の選択によってもたらされた変革です。
日本と韓国の関係は、これまでの歴史の歩みから、とても複雑です。
「反日」を公言してはばからない人もたくさんいます。
しかし、若い人が学校で使う教科書には、近代は日韓併合から始まった、と書いてあるわけです。
これについて、韓国の若者はどう考えているのか気になります。
高校生の頃、日韓の学生の交流会に参加したことがあります。
特にギクシャクすることもなく、若者らしい、とても爽やかな交流会でした。
最後に一つの大きな紙に、参加した学生みんなでコメントを書き合いました。
日本人はみんな、「楽しかったです」「また会いましょう」といったコメントを書くわけですが、
韓国人のコメントには、そこに一言足されていました。
「楽しかったです。でも、独島(ドクト)は我が国の領土です。」と。
当時、ちょうど竹島の領土問題がニュースを騒がせていました。
でも、交流会の中で、竹島の話が出た記憶はありません。
しかし、最後の最後のコメントで、韓国の若者はそう表明したのです。
これには面を食らいました。
そもそも、竹島の領土問題なんて、日本の高校生にとって大した関心事ではなかったです。
この時ボクは、どうも日韓の若者の根底にある意識にはだいぶ差異があるな、と感じました。
多分、それぞれの教育の影響でしょうが、日本人は、今いる時代や場所に一番関心があり、
それに対して韓国人は、過去と未来の座標軸の上で、今という自分を強く持とうとしている。
この印象は今もあまり変わっていません。どっちが良いとも悪いとも思いません。
でも、日本人はもう少し過去に関心を持った方がいいんじゃないかな、とは思います。
この話をバイト先の大学生にしても、日韓併合も、竹島も、誰も知りませんでしたから。
長い長い歴史を振り返って、自分がいかに無知であるかを自覚すべきなんじゃないかと。
そうすれば、自分の理解できないものに対してもっと優しくなれるんじゃないかと。
と、偉そうに色々書いてしまったので、ボクも勉強しなきゃ(汗。
こんにちは。
ブログなんて初めてですが、頑張ります。
最初の投稿は、簡単な自己紹介です。
多分つまんないので、読み飛ばしていただいて構いません。
1985年生まれの23歳です。
出身は神奈川県茅ヶ崎市で、高校まで神奈川県民でした。
今は世田谷区民です。祖父母の家に住んでます。
現在、大学院の修士課程2年で、あと1年足らずで卒業です。
学部から芸学ですが、大学1〜2年まではほとんど大学には行かず、
バイトばっかりして、遊んだり、本読んだり、海外旅行したりしてました。
しかし、もともと現代美術が好きで大学に入ったことを思い出し、
3年からはマジメに美術について考えるようになり、院にまで来ました。
実はボクの代で学部から大学院まで残っているのはボクしかいません。
院の後輩には、早稲田や慶應、イギリスのエセックス大学やロンドン芸術大学など、
国内外の優秀な大学から進学してきた人ばかりで、非常に肩身が狭いです。
ボクの研究のテーマは、「もの派」という動向についてです。
知らない人のために、ウィキペディアの記事をくっつけときます↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%82%E3%81%AE%E6%B4%BE
で、本当に「もの派」は存在したのか?、という修士論文を執筆しています。
僕の感覚では、上のウィキペディアみたいな言葉で語られる「もの派」と、
実際の作品としての「もの派」にはすごい距離がある気がしています。
今「もの派」として認知されている作家や作品は本当に「もの派」なのか?ということを
シャカリキに書いています。本当に書き上がるのかは微妙ですが、頑張ります。
将来の夢とかは特にないです。実は某カメラメーカーに就職が決まっています。
フラフラと関心のあるものに飛びついていって、それをガッツリやる、というのがスタンス。
これだけは変わらないと思います。だからブログのタイトルは「フーテンアート」です。
それではどうぞヨロシクお願いします。

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